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菅首相、総裁選不出馬表明

2021-09-04 13:39:53 webmaster 5

菅義偉首相(72)は3日の自民党臨時役員会で、党総裁の任期満了に伴う総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補しない考えを明らかにし、事実上の辞意表明をした。臨時役員会で「新型コロナウイルス対策に全力を尽くし、総裁選に出馬しない」と語った。来週予定していた党役員人事と閣僚人事も見送る。

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 菅内閣は政府の新型コロナウイルスへの対応などを巡って支持率が低迷。次期衆院選を前に自民党内からも「菅首相では戦えない」との声が強まっていた。

就任以来、「コロナ対策が最優先」と訴えてきた菅首相は①国民へのワクチン接種の加速や東京オリンピック成功を実績に衆院選で勝利②自身の任期満了(30日)に伴う党総裁選で無風再選を果たす――ことが当初の戦略だった。

 しかしコロナ感染は収束せず、国民に行動自粛を呼びかける緊急事態宣言の相次ぐ延長・拡大に、世論の不満が噴出。東京五輪を経ても内閣支持率は上向かなかった。

 その間、与党は4月の衆参3選挙で不戦敗を含む全敗を喫したほか、7月の東京都議選で苦戦。8月の横浜市長選では菅首相が全面支援した候補が大敗した。与党内で「菅首相では選挙の顔にならない」と交代論が高まっていた。

 首相はこの局面を打開しようと、自民党役員人事と閣僚人事で執行部の布陣を刷新し、総裁選前の9月中旬に衆院解散に踏み切る道を模索。しかし党内から猛反発を浴び、1日には記者団に「今は解散ができる状況ではない」と釈明せざるを得なくなった。

 一方、総裁選には岸田文雄前政調会長が立候補を表明し、他にも出馬を探る動きがある。菅首相は2日に会談した小泉進次郎環境相に「(衆院選の日程は)総裁選で選ばれた人が決めるべきだ」と伝達。昨年の前回総裁選で菅首相を支持した主要各派閥の一本化が難しい情勢の中、出馬しても総裁再選は困難と判断したとみられる。

 菅首相は2012年の第2次安倍政権発足時から20年まで官房長官を務めた。同年9月、安倍晋三前首相の電撃辞任で実施された総裁選で圧勝し、第99代首相に選出された。安倍政権の継承を掲げる一方、派閥に所属せず、国会議員の親族を持つ世襲でもない、異例の「無派閥・非世襲」の首相だった。デジタル改革や孤独・孤立対策なども看板政策に掲げていた。

菅首相が辞意 総裁選不出馬を表明 | 毎日新聞 (mainichi.jp)より